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2025年11月24日

【前編】未経験からニュージーランドでバリスタになるまで〜日本での準備編〜|ワーホリで叶えた私のカフェライフ体験談

バリスタ
ワーホリ
NZ生活
体験談

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はじめに:未経験からカフェの世界へ挑戦

ニュージーランドは、美しい自然とフレンドリーな人々、そして街のいたるところに広がるカフェ文化が魅力の国です。私がワーキングホリデーでの渡航を決めたとき、現地でどんなことに挑戦してみたいかを考える中で、「バリスタとして働いてみたい」という気持ちが生まれました。

当時の私は、英語での接客もカフェでの勤務経験もなく、コーヒーを淹れたことすらない状態。それでも、「せっかく新しい国で働くなら、今までにないことに挑戦してみよう」と思い、少しずつ準備を始めました。

きっと、この記事を読んでいる方の中にも、「いつか海外のカフェで働いてみたい」と考えている方がいるのではないでしょうか。本記事では、渡航前の準備から応募・採用・勤務まで、完全未経験からバリスタとして働けるようになるまでのリアルな体験をお伝えします。


ニュージーランドでバリスタになることの魅力

ニュージーランドでは、カフェが日常生活の一部として定着しており、街のあちこちで、コーヒーを片手に談笑する人々の姿を見かけます。なかでも「Flat White(フラットホワイト)」は、ニュージーランドやオーストラリアで長く愛されている定番の一杯。国のコーヒースタイルを象徴する存在でもあり、こうしたニュージーランドならではのコーヒー文化に触れられるのは、現地でバリスタとして働く魅力の一つです。

さらに、ニュージーランドのカフェでは、お客さんとのコミュニケーションがとても大切にされています。常連さんとの何気ない会話や、注文時のフレンドリーなやり取りを通して、自然な英語表現が身につくのも嬉しいポイント。カフェで働きながら、現地の人々とのつながりや文化を肌で感じられるのは、ニュージーランドでバリスタを目指す醍醐味と言えます。


日本で始めた準備ステップ

ニュージーランドでバリスタに挑戦すると決めてから、まず取り組んだのは自宅での練習環境づくりでした。

1. 自宅でエスプレッソの練習をスタート

最初のステップは、家庭用エスプレッソマシンを購入して「毎日コーヒーを淹れてみる」ことでした。仕事の合間にコーヒーを淹れることが習慣になり、気がつけばコーヒーの味の違いを比べたり、ミルクの泡立ち方を工夫したりと、自然と試行錯誤が増えていきました。

自宅練習1
YouTube等でコーヒーの入れ方を参考にしながら自分なりに試行錯誤するも、シンプルなハートのラテアートにすら大苦戦の日々。
自宅練習2
少しずつ上達の兆しが見え始める。おいしいくて可愛いコーヒーを入れられるとその日の気分もハッピーに。
自宅練習3
透明のグラスでフォームの量を研究したり、グラスの種類を変えたりしながらラテアートを練習。この辺りからだんだんとコーヒーの魅力にハマりだす。

私が購入したマシンはこちらの記事で紹介しています。

しかし、自宅での練習を続けるうちに、次第にこんな思いが生まれました。

「なぜうまくできないのかアドバイスがほしい」

「業務用マシンで本格的に練習してみたい。」

2. バリスタ講習を受講

そこで思い切って、日本で短期(全4日程度)のバリスタ講習に申し込みました。講習では、自宅の練習では得られなかった知識や技術を体系的に学ぶことができました。

学んだ内容は次の通りです。

  • エスプレッソの抽出方法
  • ドリンクの違い(フラットホワイト/ラテ/カプチーノの違いなど)
  • エスプレッソの抽出方法(コーヒーを淹れる一通りの流れやグラインダーの調節方法など)
  • ミルクスチームの方法
  • ラテアート(ハート、レイヤーハート)

特に、実際にマシンを使って何度も練習できたことが大きな収穫でした。本物のミルクを使って何度も失敗を重ねる経験が、感覚を掴む近道になります。講習の合間には、教わった技術を自宅に持ち帰り、水練習や自主練習に励み、感覚を定着させるようにしました。勉強したばかりのスキルを自宅ですぐ復習できることで、確実に技術が身についてきている実感がありました。

講習1
はじめてのバリスタ講習。スチームは講師の方に実施いただき、ハートのラテアートをひたすら練習。家庭用マシンで入れるエスプレッソに比べ、色のコントラストが濃いのが美しい。意外とすぐにラテアートできるようになるのでは?と自信と余裕を感じ始める。(そしてこれは間違いだと後々気づくことに、、、)
講習2
バリスタ講習2回目。自分でスチームしたミルクでラテアート実施するも、なかなか良いミルクが作れず撃沈。業務用マシンのパワーに慣れず大苦戦。
講習3
バリスタ講習3回目。小さいカップでハートのみであれば安定して作れるように。
講習4
バリスタ講習4回目。大きめのカップやレイヤーの練習に突入。コーヒーの奥深さに魅力を感じると同時に、自分の未熟さを認識して絶望を知りだす。
講習後
バリスタ講習受講後、自宅のマシンでも成長を実感。

講習では、本格的なマシンを使いながら、手の動きや温度の感覚を体で覚えることを重視して練習しました。最初は思うようにいかず不安になることもありましたが、回数を重ねるうちに少しずつ感覚がつかめ、成功する確率が上がっていきました。

また、「ニュージーランドのカフェのトライアルではどこを見られるのか」といった実践的な情報を教えていただけたことも、大きな学びでした。渡航後の働く姿を具体的にイメージできるようになり、心の準備にもつながりました。

こうして基礎知識と実践の両方を経験したことで、「未経験」「初挑戦」への不安が少し和らぎ、現地で挑戦してみようという前向きな気持ちが生まれました。

3. 日本からNZのカフェ文化をちょっとのぞいてみる

実践練習の他にも、本やYouTubeを使って、コーヒーやNZのカフェ文化についてゆるく情報収集を行いました。

YouTubeでは、実際にニュージーランドでバリスタとして働く方の動画をたくさん視聴。注文の流れやコミュニケーションの取り方、ラテアートの動きなどを見て「現地で働く自分」をイメージしやすくなりました。「こういう雰囲気なんだな」と気軽に触れられるのが動画のいいところです。

一方で、本を使って基礎をもう少し丁寧に整理することも意識しました。特に参考になったのが、アジア人初のラテアートワールドチャンピオン・澤田洋史さんの『HIROSHI's ラテアート&バリスタスタイル』。エスプレッソ抽出・ミルクスチーム・ラテアートのポイントがまとまっているだけでなく、日本語と英語の両方で説明されているので、専門用語の英語表現も同時に学べた点がとても役立ちました。


まとめ:日本での準備が現地での自信につながる

未経験からバリスタを目指すなら、渡航前にできる範囲で準備しておくことが近道になります。といっても、完璧にできる必要はなくて、「少し触っておいた」「何となくわかっている」そのくらいでも十分です。日本で少しでも触れておくことで、現地でのトライアルや面接のハードルが下がり、最初の一歩がぐっと踏み出しやすくなります。これから挑戦する方も、まずは“できる範囲での準備”から始めてみるのがおすすめです。


次は現地での挑戦へ

日本での準備を終えたあとは、いよいよニュージーランドでの実践です。現地での仕事探しからトライアル、採用後のリアルな日々をまとめた記事はこちら。

👉 【後編】未経験からニュージーランドでバリスタになるまで〜NZ奮闘編〜|ワーホリで叶えた私のカフェライフ体験談(準備中)